坂本ケーブルカー体験記!時刻表・駐車場情報も!
電車大好きの4歳の息子。特にケーブルカーがお気に入り。
しかし生駒ケーブルしか知らないのはいかがなものかということで、日本最長のケーブルカー「坂本ケーブルカー」を体験しに行きました。
Contents
坂本ケーブル気になる駐車場は?
我が家は大阪北部在住。なので、今回はマイカーでケーブル坂本駅までアクセスすることにしました。
第二京阪を北上。そこからつながる阪神高速8号京都線の終点の「山科」までひた走ります。
年明けの1月7日ですが、ノー渋滞で快適に走ることができました。
山科→1号線→西大津バイパス→湖西道路「滋賀里ランプ」→県道47号北へ約3分。
大阪北部の自宅から小一時間でケーブル坂本駅に到着。
しかしケーブル専用駐車場はいっぱいでした。
坂本ケーブル駅横のケーブル専用駐車場(無料)が最強ですが、駐車可能台数は8台のみ。
空いていれば超ラッキーですがもちろんいっぱい。
次に近い県道47号沿いの無料駐車場はケーブル坂本駅から徒歩5分くらいの位置にあります。
普段ならこの駐車場に停めれる確率は高そうですが今日は満車。
大宮川観光駐車場からはかなり歩かないといけませんし、ここがわかりにくい!迷ってみつけることができませんでした。
ここで裏技?禁じ手?の日吉東照宮の駐車場に停めさせてもらいました。
ケーブル坂本駅から徒歩2分。ここも無料。今回はなんとかここに駐車できました。
で、歩いてケーブル坂本駅まで行くと、最強駐車場8台中2台空いとるがな!
ということで、30分ごとにケーブルカーでの帰宅客が降りてくるので、しばらく空きがでるのを待ってみるのもありかもしれません。
ちなみに近隣にコインパーキングは見当たりませんでした。
坂本ケーブル駅への連絡バス
今回は車で坂本ケーブル駅までアクセスしましたが、電車と連絡バスでアクセスも可能です。
JR京都駅から
湖西線「比叡山坂本」駅下車。連絡バスで7分
京阪電車「三条」駅・地下鉄「三条京阪」駅から
地下鉄東西線「浜大津」行きに乗車。終点の浜大津駅で「坂本」行きにのりかえ、終点の坂本駅から連絡バスで3分
「ケーブル坂本駅」行き連絡バス(江若交通)は毎日1時間に2本運行しています。
※4月13日・14日は、山王祭開催のため運休
坂本ケーブルカーの料金
なんとか駐車し、ノスタルジックな雰囲気のケーブル坂本駅へ入ります。
大正14年に建設された洋風2階建ての駅舎が何とも言えないノスタルジックな雰囲気をかもしだします。
それもそのはず国の登録有形文化財に指定されているのです。
さて気になる坂本ケーブルカーの料金は
子供:片道430円、往復810円
子どもは小学生以上なので、うちの4歳児は無料でした。
行き帰り坂本ケーブルカーを利用するなら片道より必ず使う往復を購入しましょう。
往復のほうが100円も安いのです。
「とりあえず片道」という無意味な買い方はやめましょう。
坂本ケーブルカーの割引
坂本ケーブルカーには割引制度があります。
まずはさまざまな施設での割引がある「JAF優待」
JAFの会員証を坂本ケーブルの改札窓口で提示すると乗車料金が割引になります。
片道・往復とも普通運賃が約2割引に。会員も含めて5名まで割引の対象になります。
しかし今回このJAF割引に帰宅時に気づくという大失態!JAF会員のみなさんは忘れずに提示してしっかり割引を受けてくださいね。
また団体割引もあるようです。
坂本ケーブルの時刻表
毎時00分発と30分発。1時間に2本ですね。
今回は駅に入ったのが14時20分。切符を買ってすぐに乗車というジャストタイミングでした。
坂本ケーブルで比叡山へ
緑と赤のモダンな坂本ケーブルカーのボディ。運転席はかなりのレトロ感を感じさせます。電車好きの息子も大興奮です。
今日は満席で、父親の私は立った状態で約11分のケーブルカー体験です。
まっすぐに伸びた木々たちの間をぬって比叡山を登っていきます。
途中琵琶湖の美しい景観が見れるポイントがありますが、ずっと琵琶湖が見えるわけではありません。
比叡山の景観を守るために坂本ケーブルカーが見えにくい状態で敷設されているようでした。
ケーブルカーならではの「ターンアウト」2両のケーブルカーが行き違うこのシステムがケーブルカーの醍醐味ですね。
半分くらい登ったあたりから気温が下がり線路沿いに雪が積もっていました。
美しい景色に見とれているうちにあっという間に「ケーブル延暦寺駅」に到着です。
この駅も大正ノスタルジックな雰囲気に包まれていました。
こちらの駅舎も大正14年築ですが、鉄筋2階建て。もちろん国の登録有形文化財に指定されています。
しかも「近畿の駅100選」にも選ばれているナイスな駅舎です。
琵琶湖の大景観が楽しめる2階展望台も15時までなら利用可能です。
坂本ケーブル乗るなら延暦寺まで行こう
駅を出ると右手に壮大な琵琶湖の景色が広がります。この景色を見るだけでも坂本ケーブルに乗る価値があるかもしれません。
しかしここまで来たら徒歩で比叡山延暦寺まで足をのばしましょう。
比叡山延暦寺まで徒歩7分。雪が積もる道をひた歩きます。
巡拝受付で拝観料700円を払い世界文化遺産の諸堂めぐりです。
比叡山延暦寺は三塔(東塔エリア・西塔エリア・横川エリア)からなる超広大な寺。
坂本ケーブルで訪れるなら東塔エリアのみ巡拝が現実的でしょう。
まずは文殊楼で何かしらの?受験必勝を祈願しました。2階に上がれますが恐怖すら覚える強力な角度の階段に注意です。
次にメインの根本中堂(総本堂)を訪れますが。。。なんと工事中!
これはこれでレアなので前向きに中に入ります。靴を脱ぎ時計回りで根本中堂をめぐりますが、中は撮影禁止。
歴史の重みと荘厳な雰囲気がハンパないです。ここを訪れるだけでも比叡山延暦寺に来る価値ありです。
その後、大講堂横の鐘楼へ。ここでは鐘つきが体験できます。が、4歳息子は興味なしでスルー。
すでに比叡山延暦寺に飽き始める4歳息子。体力の限界が近づく奥さん。
一人急な階段を登り阿弥陀堂へ向かいました。
中にはこれまた厳かな仏様がまつられており入る価値ありです。
その後、ついに歩くことを放棄した4歳息子を肩車しケーブル延暦寺駅までの体力修行でした。
まとめ
景色も長さも日本一の坂本ケーブル。電車好きなお子さんも大満足なはず。
美しい琵琶湖の景観と歴史ある比叡山延暦寺のメインエリア東塔エリアを堪能できる楽しい旅となりました。
やはり雪の比叡山延暦寺が凛としておりおすすめです。防寒対策をしっかり行い、歴史ある比叡山を訪れてみてはいかがでしょうか。