秘密のケンミンショー長野県!次に来るご当地グルメはコレ!
日本各地には、秘密のケンミンショーやマツコの知らない世界で紹介されてもおかしくない、まだまだ世に知られていないおいしいご当地グルメがたくさん存在するはず!
日本全国の「これからくる!」ご当地グルメを地元の方の生の声を中心にリアルなクチコミをお届けします。
観光や出張で訪れる際にぜひ参考にしてみてください。
ここでは「長野県」のご当地グルメを紹介します。
◆長野県おすすめご当地グルメ①「駒ヶ根 ソースカツ丼」
長野県駒ヶ根市のご当地グルメといえばソースカツ丼です。
カツ丼というととんかつを玉子でとじたものを想像すると思います。
駒ヶ根市のソースカツ丼はご飯の上にキャベツの千切り、そしてその上に揚げて甘辛のソースをくぐらせたとんかつを乗せたものです。
駒ヶ根市には街おこしでソースカツ丼会に加盟しているお店が多数あります。
街中に加盟店のオレンジ色の「駒ヶ根名物ソースカツ丼」というのぼりが見えます。
その中でもおすすめのお店は「ガロ」です。
オープン前には店の外に必ず行列ができています。
ガロのソースカツ丼はまるで塔のようにきれいに何枚もそそりたっています。
とても食べきれないのではないかというくらいボリュームがあります。
甘辛のたれがとっても美味しくて箸が止まりません。
最初は食べきれないと毎回思うのですが、知らない間に完食です。
ガロにはミックス丼も人気だと思います。
エビフライとソースカツ両方乗った贅沢な丼です。
そして蓋にも役割があります。
ソースカツ丼にもミックス丼にも蓋がかぶさらずにちょこんと乗ってくるのですがこれはそのままだととてもご飯にたどり着かず食べ進められないので一旦蓋の裏に取り分けるための蓋です。
そんなボリューム満点のソースカツ丼です。
◆長野県おすすめご当地グルメ②「伊那市 ローメン」
長野県伊那市の名物「ローメン」。
基本的に羊の肉を使い、同じローメンでも、汁がたっぷり入ったラーメンタイプと、汁が入らない焼きそばタイプの2種類があります。
地元のスーパーでは、生麺のコーナーにラーメンや蕎麦と一緒に並んで売られています。
ただし、この麺を手に入れるためには伊那市に行かないと売っていないのも特徴。
同じ県内の他の市に行くと、麺が売っていないばかりか食べた事が無い人や、聞いた事はあるけれど、ローメンのタイプが2種類に別れている事まで知っている人は少ないです。
ローメンを食べるなら、「萬里」がオススメ。
発祥の店と看板を掲げている老舗です。
駅前にあるものの、店の場所は若干分かりにくいので注意。
寂れていて、シャッターの降りている店も少なくないので不安になりますが、萬里自体はかなり繁盛しています。
ここで食べられるのは、ラーメンタイプのローメン。
テーブルには親切にローメンの食べ方の説明書きが置いてあるので初めてでも安心です。
オススメの食べ方によると、テーブルに置いてある酢や七味とうがらしなどを好みで入れてオリジナルの味にして食べるように薦めています。
ローメンの重要なポイントが「酢」で、これを入れると更に美味しくなります。
しかも少しではなく、入れすぎじゃないかと思う位入れたほうが美味しい!
初めて食べた時、友人に大量に酢を入れられ半信半疑で食べたら美味しくて病みつきになってしまうぐらいです。
◆長野県おすすめご当地グルメ③「木曽 ほうば巻」
長野県木曽地方に古くから伝わる伝統菓子が「ほうば巻」。
6月の初旬から7月初旬までの季節のお菓子です。
朴の木の葉っぱにあんこが入ったお餅を包み、それを蒸かしたものです。
ほうの葉で巻くことで殺菌効果があり、昔は保存食としたいたようです。
各家にとは言いませんが、朴の木があり、葉が成長した6月頃に作るものです。
私たち地元民は子供のころからおやつとして毎日食べていました。
お餅は米粉を練って、炊いたあんこを入れて丸めたもの。
それを丁寧にほうの葉に包み蒸します。
蒸した後は高い所に吊るして置き、冷めたら食べごろ。
あまりアツアツは食べません。
冷たくてもすごくもちもちして美味しいです。
何も入れないので、もちろん数日経つと硬くはなりますが、その少し硬くなったお餅もまた美味しい。
トースターで焼いて食べるのもまた美味しい!
1ヶ月か2ヶ月弱の期間限定のものなので、ぜひその時期に味わってほしいです。
以前は各家で作るものでしたが、現在は奈良井宿の中のお店や木曽地方の和菓子店に時期には必ずあります。
お店によっては発送もしてくれます。
また、ほうば巻の形もめずらしく、とても可愛いと思います。
最近では、ほうば巻の作り方の講習をやっているところもあるようです。
ぜひ、木曽地方に来て食べてみてください。