秘密のケンミンショー青森県!次に来るご当地グルメはコレ!
日本各地には、秘密のケンミンショーやマツコの知らない世界で紹介されてもおかしくない、まだまだ世に知られていないおいしいご当地グルメがたくさん存在するはず!
日本全国の「これからくる!」ご当地グルメを地元の方の生の声を中心にリアルなクチコミをお届けします。
観光や出張で訪れる際にぜひ参考にしてみてください。
ここでは「青森県」のご当地グルメを紹介します。
◆青森県おすすめご当地グルメ①「たかはし中華そば店」「味の札幌大西」「あさ利」
ラーメンの消費量日本一は山形県で青森県は20位と落ち込み気味ですが、意外とラーメン激戦区なのです。
例えばB1グランプリで優勝し、一躍知名度が上がったせんべい汁の発祥地、八戸市ではせんべい汁より何倍も店があり消費量も多いです。
青森のラーメンといえば激ニボです。
煮干しやトビウオから出汁をとるものです。
他にも背脂コッテリの物や家系ラーメンが主流となっています。
どの店に行っても基本的にクオリティーが高いのですが、その中でも美味しいと評判の店を紹介します。
まずは煮干し系の筆頭とも言える「たかはし中華そば店」です。
濃厚系煮干は口当たりはサラッとしていますが、鼻に抜ける香りは強烈です。
煮干系で迷ったらまずここに行きましょう。
青森では有名な味噌バター牛乳ラーメンといえば「味の札幌大西」です。
これは本当に食べなければわからない美味しさです。
味噌にバターに牛乳カレー、名前だけ聞くと本当にカオスなイメージだと思いますが、ぜひ食べてもらいたい一品です。
最後に個人的に一番好きなラーメン屋になりますが、「あさ利」です。
青森のラーメン好きの方なら一度は行ったことがあるレベルの名店です。
ネギラーメンには1から5辛があり辛さのレベルを選べます。
本当に辛いです。辛いです。
でもスープは甘く、そのギャップに魅了されるリピーターが多いです。
噂では日によって辛さが違うとか。
ご当地グルメ以上に広く長く県民に愛されている、青森のラーメンでした。
◆青森県おすすめご当地グルメ②「長いもの漬物」
青森県は地図を見て大きく分けると右側が県南、左側が津軽、上が下北の3つに分かれます。
この地域によって文化や習慣、気候や美味しい農産物まで違ってくるのでひとくくりに青森ならとは言えないのが地元民の言い分です。
さて、その長いもの漬物ですが、県内各地で長いもは作られていますが、とりわけ収穫量も多く美味しいのが県南だと私は思っています。
津軽出身なので尚更その違いを感じます。
長いもは短冊状に切ったり、すりおろして山かけにしたりして食べるのが定番ではないでしょうか。
でもここ県南では漬物にするのです。
初めて食べた時は衝撃でした。
これ、シャキシャキしてつるんとして、何?野菜?いも?え、長いも?!でした。
長いもは生で食べるものだと思っていたのでちょっともったいない、贅沢な漬物だなあと思ったものです。
最初に頂いたのは義母の手作りでしたが、主に道の駅で売られています。
地元の農家のお母さんなどが作って並べているようです。
拍子切りの長いもが漬けられていて、薄ピンクが綺麗な紫蘇風味のものや、琥珀がかったお醤油風味があります。
自分でも作れるのかもしれませんが、道の駅の生産者さんの名前を見ながら今度はこの方の、前回のこのお母さんのが美味しかったなぁと比べながら選ぶのもまた楽しみの1つです。
◆青森県おすすめご当地グルメ③「いちご煮」
いちご煮とは、ウニとアワビのお吸い物。
煮物なのかなと勘違いされたり、「いちご」というから「苺」のことと勘違いされたり、しまいには苺を煮る!?とビックリされたりするネーミングですね。
ですが、出汁の中に浮かぶウニが野いちごのようだというところからきている名前だそうです。
肝心の味はというと、磯の香りがとても良い塩と醤油のサッパリした風味で、後から鼻に抜ける青じその香りがなんとも言えない絶品です。
ウニとアワビを使っているだけあって高級感が漂います。
代表的なのは、八戸では知らない人はいない『味の加久の屋』が出している缶詰め。(CMのテーマ曲も皆歌えると思う。)
スーパーにもお土産屋さんにも必ず置いてあり、そのままお吸い物としてはもちろん、ご飯をいちご煮で炊いたいちご煮炊き込みご飯は家庭では定番です。
特に御祝いの席では欠かせない一品というほど県南部地方では貴重な郷土料理です。
陸奥湊駅の近くにある『みなと食堂』はとても有名です。
また八戸市の中心街にある『みろく横丁』にある呑み屋台などでも美味しくいただけます。
秋冬の寒い時期にいただくいちご煮はまたさらに美味しさを引き立ててくれます。
八戸に来た際は必ず寄って頂きたい場所ですね。