「秘密のケンミンSHOW」岩手県!驚くと本当に「ばばば!」叫んでしまう?6/13
岩手三陸のケンミン伝説!驚くと叫んでしまうケンミンワードとは?
岩手県民は驚くと本当に「ばばば!」と言うのでしょうか?
岩手ケンミンの生の声でこの「ばばば!」の叫びについて調べてみたいと思います。
木曜バラエティー・秘密のケンミンSHOW!②、三陸地方の岩手県民は驚いた時『ばばばばばばば』⁉️
地方弁スゲー∑(゚Д゚)#秘密のケンミンSHOW pic.twitter.com/L6vkLKWzBU— TaKa (@rt801311) 2019年6月13日
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◆岩手県では驚くと本当に「ばばば!」叫んでしまうのか?
結論から言うと「言います」。
叫ぶことはしませんが、驚いた時に「ばぁ?」と言うことはあります。
また最近の若い子はほとんど話さないと思います。
そんな私は28歳ですが、小さい頃に周りの大人が言っていたので、実際に話すことは少なかったですが耳にすることはよくあります。
だんだんと無くなっていくのかなぁとは思う方言ですが、NHK連続ドラマの「あまちゃん」でもあったように、ピックアップされることで再認識されて行くのかもしれないと思っています。
ちなみにあまちゃんの「じぇじぇじぇ」は、久慈と言う地域でしか言わないそうで、沿岸南部に住んでいる私は今まで聞いたことがありません。
話を戻しますが、岩手県民は驚いた時に「ばばば!」と言いますが、地域によっても言い方やイントネーションが異なるなど、一概に当てはまるものではないと思います。
全国ネットでわざわざ取り上げなくても…とは思いますが、ありがたいことなので見守りたいと思います。
◆岩手県 驚きの「ばばば!」はお年寄りだけ?「じぇじぇじぇ」は?
私は岩手県大槌町出身ですが、大槌町では驚いた時に「ばばば」ではなく「ばーらーぁ」、「ばっ」、「ばぁ」「じぇ」、「じぇっ」と使います。
若い人はこの言い方はしません。お年寄りの方だけ使います。
自分の祖父母に対して何か驚かしたりした際によくこの言葉をいわれました。
何年か前にヒットした岩手県久慈市を舞台にしたドラマのあまちゃんでも作品中に驚いた時にじぇじぇじぇと使っていましたがあれも若い人は使いません。
今は岩手を出て東海地区に住んでますがあまちゃんが流行った頃に職場の方にじぇじぇじぇってよく使うの?と聞かれまくってうんざりした思い出があります。
今でも初対面の人と会った時に出身地の話になるとやはり「じぇじぇじぇを使うのか?」と聞かれます。
ドラマのネタとはいえ、お年寄りしか使わない言葉を若い人も使ってるのだという刷り込みされてるのが怖いですね。
◆岩手県 沿岸部と内陸部では言葉が違う?
私は、岩手県の内陸部に実家があるものです。
実際に18年間は住んでいましたが、内陸部の人間は基本的にはっきりとしたなまりはなく、基本的には標準語です。(お年寄りを除く)
しかし、岩手の沿岸部に住む友人は(大船渡や宮古など)浜言葉の影響があってか、会話の大体の言葉に濁点がついたような話し方をするのをよく聞きます。
「ばばば!」と言っているのも実際に聞いたことがありますが、「本当に?!マジで!?」などの驚く出来事が起こり、それについての確認を取っているような意味なのかなと思いました。
初めて聞いたときは、同じ岩手県人でも「ばばばって?」状態になります。
連続テレビ小説のあまちゃんで流行した「じぇじぇじぇ」についても流行になるまでは全く知らず、聞いたこともありませんでした。
内陸部の人間にとっては他の都道府県に行くと、「想像より標準語だね?」ってよくがっかりされることも多々あります。笑
◆「ばばば」は宮城県北部でも使われる?
「わ!」と驚くようなことは、「ばっ!!」と省略し、「なんとまぁ大変なことですね?」という驚きと同情のような感情とを持っていると「ば?ばばばばば・・」と「ば」の連呼が増えます。
岩手県の海沿いの大船渡・一関(海側)から宮城県北部の気仙沼までで、「ばばば」が使われています。
以前気仙沼に住んでいたことがあって驚いた時は「ばばば」っていうんだよと教わり何とかしてその友人を驚かせてみたら、「ばばば」が普通に出ました。
気仙沼だけかと思っていたら岩手の方でも話すと聞き、岩手内陸の方ではあまり使っていると聞かないので岩手の中でも海側で広く使われているようです。
年齢は40代以上で多く使っていたような気がします。
若い人は結構「ば!」と1回で終わりますが、高齢のおばあさんクラスになると「ば?ばばば」の連呼が聞けます。